本名:マーク・アントワーヌ・スキャルシャフィキ
1943年
フランス・パリに生まれる。
1970年
ピエール・カルダンと共に日本の大阪万博を訪れ、巨匠岡本太郎氏と出会う。
京都の清水寺で水墨画の掛軸を見て墨の滲みの神秘性に魅せられ、これを機に外交官の職を辞し、画家へと転身する。
その後、キャンバスに油彩で滲みを表現する独自の技法を確立する。
「古事記」の本をテキストに独学で日本語を学ぶ。
1973年
元首相の岸信介、佐藤栄作両氏の後援によりABCギャラリーにて展覧会開催。
その時、安倍晋太郎氏と出会い親交を結ぶ。
備前焼の陶芸家・藤原啓氏と雄氏(両氏とも人間国宝)と出会い、後に共に制作。
1977年
シルク生地がピエール・カルダン、モリ・ハナエ等、フランス・アメリカ・日本の一流デザイナーに大好評を博し、VOGUEの表紙を飾る。
1979年
アメリカ ニューヨーク州ウッドストックにアトリエを開く。
1982年
東京 東急渋谷本店にて「マークエステル夢の世界展」開催。
サンフランシスコのギャラリー・ワンにて個展。
1983年
奈良 近鉄ギャラリーにて「マークエステルの世界展」開催。
1985年
イタリア シエナにて個展。
神戸 海文堂ギャラリーにて個展。
1988年
松江の個展で田部美術館が絵画3点を買い上げる。
サンフランシスコ、ニューヨークのギャラリーにて個展。
大理石を用いた作品の制作を開始する。
1989年
「芸術とビル」と題し、銀座ソニービル全体を使って企画された「マークエステル展」を開催。
大阪 阪急ファイブでフランス革命200年を記念し「マークエステル展」を開催。
東京 渋谷東急文化村のオープニング記念として、「マークエステル展」を開催。
1990年
ニューヨークに新たにアトリエを開く。
パリのギャラリー、東京アートエキスポ、ニューヨークのギャラリーにて個展。
1991年
東京 日本橋高島屋にて「色の詩人・マークエステル展」開催。
1992年
福岡 岩田屋、横浜そごうにて個展。
三菱レーヨン株式会社から「マークエステルレーヨンクロスコレクション」を発表。
1994年
京都文化博物館にて京都の建都1200年記念展に屏風画「伊邪那岐、伊邪那美、日本の誕生」を展示。
京都大丸、名古屋三越、新宿三越にて個展。
1995年
京都大丸、名古屋三越にて個展。
甲府市にて岡本太郎氏と二人展。
1996年
大丸心斎橋店にて個展。
伊勢神宮へブロンズ像「天照大御神」を奉納。
1998年
山形県 出羽三山神社へ油彩「愛の光、五重塔」奉納。
高松三越、新潟大和にて個展。
モナコ、ラテンアメリカ文化館にて個展。
1999年
月刊「りぶる」の表紙を24ヶ月続けて飾る。
日本各地、ニューヨーク、パリ、南アフリカ、シンガポール、上海にて個展開催。
2003年
大阪リーがロイヤルホテルにて個展。
高千穂神社、出雲大社に絵画奉納。その後、神社への作品奉納が精力的に進められる。
東京銀座にて日本神話をテーマに個展開催。
2005年
フランスサルブール美術館にて、シャガール、ピカソ、マックス・エルンストらの作品と共に展示される。
2006年
構想から10年の歳月を経て、200点に及ぶ神話の作品が掲載された画集「日本神話by MARCESTEL」を7ヶ国語で発行。
谷村新司氏を代表とする各界の著名人72人が発起人となり、東京帝国ホテルにて出版記念パーティ開催。
2007年
中国 北京 坦博博物館に常設展示される。
北京オリンピック開催記念テレフォンカードのための作品を制作。
神社庁より、日本の文化発展と国際社会に神道文化を普及した事に寄与される「文化奨励賞」を寄与される。
2009年
南フランスのヴァンスに設立されたRETIF美術館のオープニング企画に作品が展示される。
2010年
沖縄三越、京都ランデヴーギャラリー、東京大丸、札幌大丸、京都大丸にて絵画展開催。
多賀大社、北海道神宮、金毘羅神社、春日大社、住吉大社、下鴨神社に絵画を奉納。
上海万博でのアートプロジェクト「SkyandArt」において、アートディレクターに選出される。
2011年
沖縄三越、下関大丸、山陽百貨店、京都ランデヴーギャラリーにて絵画展開催。
松山市 三浦美術館にて「色彩の魔術師マークエステル展」開催。
作品映像を舞台芸術化した音楽と映像と舞踊によるコンサート「神代音絵巻~むすひ~」が開催。
2012年
全国の百貨店 美術画廊、ギャラリーにて個展。
NHKプレミアム「新日本風土記」に出演。
中国当局より任命され、オリンピック美術のための芸術運営理事会の理事としてロンドンオリンピックに参加。
作品映像を舞台芸術化した絵と音と舞によるコンサート「神代音絵巻~えひめ~」が開催。
2013年
沖縄三越、府中伊勢丹、心斎橋大丸、京都大丸、東京大丸にて個展。
三菱商事がスポンサーとなり、BS-TBSにて「フランス人画家マークエステルが巡る日本神話の旅」放送。
東京 東洋文庫に作品収蔵。
出雲大社「平成の大遷宮」奉祝記念「絵と音と舞のコンサート~出雲に捧ぐ~」に作品映像を提供。
平安神宮に六曲一双屏風「伊邪那岐命と伊邪那美命、日本の誕生」「三貴子の愛」奉納。
「ドラマティック古事記」宮崎公演開催。
2014年
沖縄三越、名古屋松坂屋、下関大丸、東京大丸、心斎橋大丸他多数にて個展。
「ドラマティック古事記」京都公演開催。
文化関係者文部科学大臣賞を授与される。
2015年
九州国立博物館で個展を開催
来日45周年を迎える。
2018年
橋本関雪記念館にて日本神話の愛の道byマークエステルを開催
全国百貨店 美術画廊、ギャラリーにて個展
2019年
沖縄リウボウ、銀座シックスArtglorieux GALLERY OF TOKYO他多数で絵画展開催
皇居前広場の国民祭典で日本神話の作品が映像で紹介される
2020年
来日50周年を迎える
2021年
八坂神社、伏見稲荷大社に絵画奉納
2022年
平野神社に絵画奉納
現在190カ所以上の神社に絵画を奉納。
独自のにじみをいかした油彩で日本神話を表現する
MARC ESTEL
幼少の頃より、コート・ダジュールに両親が創設したカップエステルホテルに住み、地中海の美しい自然に触れて育つ。
1970年に来日。清水寺で水墨画を見て墨のにじみの神秘性に魅せられ、これを機に外交官から画家へと転身。独自の技法を編み出し、油彩でにじみの美しさを表現した絵画は世界で高い評価を得ている。
日本神話を愛し、1996年より伊勢神宮、出雲大社を始め全国180カ所以上の神社へ作品を奉納している。